1. 時に応じて献香人の点伝師を紹介します。
2. 上下執礼(号令をかける人)、奉献者(お盛物を供える人)、端供者(お盆でお盛物を運ぶ人)は、点伝師または代表壇主(献香人)をはじめ、6名が基本です。しかし、その場の人数に応じて、上下執礼と端供者と献香人が兼務するなど、臨機応変にします。
3. 上執礼は、お線香に火を点けながら、献香人である点伝師または代表壇主にお渡しします。
4. 献香人の同性が、おしぼりを広げてお渡しします。
5. 端供者は、「捧げ」の号令のときに、頭を下げながらお盛物を目の高さまで上げます。但し、重い物や不安定なときは、頭を下げるだけでよいです。渡し終えた後は、お盆を外側にして右脇に抱えます。全てを運び終えたら、お盆を置き、前方中央の拝台で、自ら作揖・跪いて、上執礼の号令を待ちます。
【お供え物の注意事項】・スムーズにお運びができるように、順序よく並べておきます。最初の中央(なるべく果物)を高くして、左右対称に置いていきます。・NGのもの:肉類、魚介類、卵、五葷、トマト、床に落としたもの。・乳製品はOKです。・果物は綺麗に拭き、原則的に実った状態で盛り付けます。 バナナは、量に応じてどちら向きにするかを、点伝師または代表壇主に確認します。・お菓子の文字は、人間側が読める向きに置きます。・お盛物の皿数が奇数の場合は、表文や線香などで偶数にしましょう。・お盛物を下げる時は、最初に作揖を一回すればOKです。